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【レビュー】BOSEの完全ワイヤレスイヤホンを買ったのでレビューします

【レビュー】BOSEの完全ワイヤレスイヤホンを買ったのでレビューします

2020年10月15日

こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。

(アップデートに関する記事を追記しましたので、見出しから【追記】へ飛んでください)

本日、待望のBOSEフルワイヤレスイヤホン「BOSE QuietComfort Earbuds」が発売されました。ちょっとしたトラブルがありましたが、それは記事の最後にオマケとして書いておきます。興味ある方はご覧ください。

今回掲載する画像は、ソニーのミラーレス一眼α7で撮影しています。ただ、夜に室内灯で撮影したからか、ISO感度が上がってしまい画像が少々粗くなっています。また、マニュアルによるピントの微調整を怠って(おこたって)ピンボケの画像があります(体調的に撮り直す余力がなくて…。アイキャッチも製品写真にしたかったけど…)。ご了承ください。

また、画像の説明などに以下の略記を使用します。

  • Googleの:Google Pixel Buds
  • SONYの:Sony WF‑1000XM3
  • BOSEの:BOSE QuietComfort Earbuds

QuietComfortってなに?

Google翻訳にかけたところ、「静かな快適さ」とのこと。静かであることと快適であることを、このシリーズでは追求し続けているようです。細かく書きませんが、QCシリーズは結構長いです。蛇足ですが、ぼくは以下のBOSEイヤホンを所有していて、QCシリーズの進化を見てきたつもりです。

  • 有線のノイズキャンセリング付きイヤホン「QC20」
  • 無線の首かけノイズキャンセリング付きイヤホン「QC30」
クラス最高、ボーズのノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン&イヤホン Bluetooth搭載アラウンドイヤーヘッドホン&イヤホンで、今までないサウンドを体感。
www.bose.co.jp
▲QC20

クラス最高、ボーズのノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン&イヤホン Bluetooth搭載アラウンドイヤーヘッドホン&イヤホンで、今までないサウンドを体感。
www.bose.co.jp
▲QC30。こちらはQC=QuietControlでした。でも快適でした

BOSEのフルワイヤレスイヤホンの良い点

触ってみて使ってみて、いろんな騒音箇所を歩いてみてわかったことを挙げてみます(たぶん有名どころには書かれていないことも書いてあります)。また、文章の後ろに()のあるところは、下の方ですこし詳しく説明しています。

  • ノイズキャンセリング機能
    • 自然なノイズキャンセリング
    • キャンセリングレベルを11段階で調整可能(A-1)
    • ワンタッチで登録済みレベルに瞬時に切り替え可能(A-2)
  • 耳にフィット。歩くときの振動ノイズもすくない
  • Qi規格に対応した無線充電が可能(USB-Cによる充電も可能:ケーブル付属)
  • 【注目】複数端末を保有していて、一方に接続済みであっても、もう片方の端末からBOSEアプリ経由で無線通信を切断し、操作端末につなぎ替えできる(A-3)

BOSEのフルワイヤレスイヤホンのイマイチ?な点

人によっては「ここは残念だなぁ」と思いそうなところをリストアップしました。

  • すこし大きい。イヤホンもケースも(B-1)
  • 対応コーデックがSBCとAACのみ(B-2)

良い点の詳細

キャンセリングレベルを11段階で調整可能(A-1)

Sonyのアンビエントサウンド(イマイチだけど…)、AirPods Proの外音取り込み、と同等の機能をノイズキャンセリングのレベルを変えることで実現しています。他で書いてある「お気に入り設定」を調整することで、人それぞれの感覚に合わせて「心地よく」外音を聞くことができます。

▲ノイズキャンセリングの強さは、0〜10までの11段階に調整ができます

ワンタッチで登録済みレベルに瞬時に切り替え可能(A-2)

▲ノイズキャンセリングの強さ設定値を、お気に入りとして3つ登録できます。登録したものは、左側のイヤホンを2回トントンすると、順番に切り替わっていきます

複数端末を保有していて…(A-3)

ぼくはiPhoneとPixel3(Android端末)を併用しているのですが、このイヤホンは端末の切り替えがしやすくなっています。

▲他の端末と繋いでいるとき、端末を入れ替えたいときはBose Musicアプリから切断して切り替えられます

イマイチな点の詳細

すこし大きい。イヤホンもケースも(B-1)

▲家にある完全ワイヤレスイヤホンのケースを並べました。左上からGoogleの、AirPods Pro。右上からBOSEの、SONYの。BOSEのは大きめです

▲ケースを斜めから見た感じ。左上から白いのはGoogleのとAirPods Pro。右上からBOSEのとSONYの。

ケースの厚みの感触はこんな感じ。左から、Googleの、AirPods Pro、SONYの、BOSEの

対応コーデックがSBCとAACのみ(B-2)

ちょっと知識のある方なら、「え〜?apt-xに対応しないの?」と思われるかもしれませんね。また、AACと聞くと「それ、iPhoneならいいけど、AndroidならSBCなんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、Pixel3はAACで繋がっていました。

その他いろいろ

  • 操作性
    • 右のイヤホンをトントンすると、一時停止、再生。
    • 右のイヤホンを長く触ると音声アシスタントを呼びます。Siriを呼んでみたら、声が大きくてビックリしました。使いづらいなぁ…。
    • 左のイヤホンをトントンすると、ノイズキャンセリングのお気に入り切り替え。
    • 左のイヤホンを長く触ると、次の曲にいくか、バッテリー残量の確認(設定で切り替え)
  • 音の良さ
    • 良くも悪くもBOSEサウンド…というのは決まり文句に近いですが、AirPods ProやGoogleのと大差ない印象。SONYのは1つ抜きん出ていますが、音が切れすぎなのが残念なところ(話が逸れてる)
  • ノイキャンの感触
    • 電車の音、車の音、トンネル内の車の騒音、いずれもほどよく減らしてくれます。人の声を思いのほか抑えてくれる感じなので、勉強に集中したい方などいいかも。
  • 耳が痛くなるか
    • 耳とイヤーピースの相性は人それぞれですが、BOSEのは昔からフィット感に優れており、今回も良い感じです。ただ、いつもはMサイズでいいぼくが今回はSサイズでもいけるので、耳穴が小さい方はお店で5分くらい入れ続けてみてください。それで慣れてこないなら、買うのをやめておくか、BOSEストアもしくは楽天市場のBOSEストアで購入し、2週間とか使ってみてダメだったら返金してもらうという方法もあります。
  • 音の途切れ
    • 左右の分断はまだ経験していません。また、今日使った限りでは、無線通信にありがちな途切れもないですが、こればかりは混雑したところに行かないと検証できないので、なんともいえません。ただ、ノイキャンイヤホンの前作QC30が、首掛けではあるものの超絶切れないという神イヤホンだったので、イヤホンが大きいのは電波感度を維持するためと思いたいです
  • その他
    • ノイキャン切り替え時の音
      • ブッとなるのでわかります。ただ、騒がしいところではかき消されるので、参考程度でしょうか。
    • 起動時にウハッてなる
      • なんか素敵な起動音がなります。お店で体験してみてください
    • イヤーピースの取り替えやすさ
      • 取り替えやすくなりました。QC30なんかでは、イヤーピースがちぎれないかな?と心配になっていたものです。
    • 重さ
      • 計っていませんが、はじめて付けたときは「ちょっと重い…」と思いました。でも最初だけでした。

おまけ

このイヤホン、本来ならば予約解禁と同時にBOSEストアで予約したモノが届くはずでした。ところが、BOSEから全然メールが来なくて。そうしたら今朝の8時くらいにメールが来ました。「注文多数のため、3週間以上遅れます」

いや、それもっと早く言わないとダメなやつじゃない?と思いつつ、文句を言っても早く来るわけでもないですよね。当日中に記事を書きたかったので、近所のビックカメラに行くことにしました。ちょうど、Bose Framesが壊れて交換してもらっていて、度入りレンズをはめ直せなくてビックカメラに行きたかったんです。

結果、開店と同時に1番乗りで買えました。あーよかった。

BOSEストアの方は、キャンセルしていいと来ているので、キャンセルかなぁ。

追記(2020/12/02)アプデで音量調整可能に

本日、iOS版のBOSE MUSICアプリのアップデートがありまして、なんと!右側イヤホンの側面を上下スワイプで音量調整できるようになりました。アプリの設定から音量調整を有効にすると、できるようになります。なお、21時19分時点ではAndroid版にはアップデートが来ていませんでした。Androidユーザーの方は、アップデートをお待ちください。

画像ギャラリー

▲ケース前面に、ケースのバッテリー残量が表示されます。蓋の開け閉め時などに光ります

▲蓋を開けた感じ。フォーカスがどこに当たっているんだ?って感じですね…見づらくてすみません

▲4つのイヤホンの左側だけ並べてみました。左上から黒いのはBOSEの、Googleの。右上からSONYの、AirPods Pro

▲左側のイヤホンをアップで。手前にはマイクの穴がみえます

▲イヤーピースを外したところ。うーん黒くてみえない…(すみません)。以前より外しやすくなったのは良い点です

▲充電は、USB-Cもしくはワイヤレスで行います