ソニーのミラーレス一眼レフα7、iPhone11、Pixel3 XL、HUAWEI mate9でうちの猫を撮ってみました。結論から言うと、α7の画像がイマイチにみえました。それは、絞りを最大に開放していたから、ピント範囲が極めて狭くてシャープさが足りないかなと。まあ、画像編集で多少はリカバリできるのですが、この記事は編集しないことを前提としていますので。
それでは、写真をご覧ください。すべての画像は、標準設定で撮影後、同じような画角でクロッピング(切り取り)して、横幅2048にリサイズしています。リサイズにはIrfanviewの最も画質を維持する重い処理モードを使っていますので、画質変化は微小だと思います。各画像の下に絞り(F値)を載せておきましたので、参考にしてください。
ソニー、ミラーレス一眼レフα7
レンズはTAMRONのDi III OSD M1:2を使用しています。目のあたりにピントを合わせたつもりです…。ちょっと被写界深度(ピントの合っている奥行き方向の)が狭すぎたかなと思いました。
iPhone11
HUAWEI mate9
Pixel3 XL
まとめ
一般に、絞り(F値)を開放側(小さい方)に持っていくと、画像をボカしやすいという印象があるかと思います。上記の写真の絞り値をリストにしてみると、
- ソニーミラーレス一眼:F2.4
- iPhone11:F1.8
- HUAWEI mate9:F2.2
- Pixel3 XL:F1.8
となっています。そう、スマホのレンズも明るくなったよね、と言うのが間違いではないのですけど、あまりボケません。だから、AIとか使って演算処理でボカすんですね。撮像素子(CMOS)のセンサーサイズが小さいから仕方ありません。
でも、スマホカメラにもいいところはあって、最近のであれば大抵の端末で「撮影後にピント位置をかえる」ことができるので、画像で遊ぶにはいいですし、写真として綺麗に撮りたければミラーレス一眼かな?と個人的には使い分けるようにしています。