こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。
前回の記事
から時間がかかってしまいましたが、IIJmio ギガプランで増速された制限速度300kbpsでいくつかのアプリを使って動作させた結果をまとめました。
なお、前回の記事↑で「低速モード」と書いているのは、この記事では「制限速度」と書いています。統一できてなくすみません。
目次
IIJmioってなに?
IIJmioは、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)のモバイル通信サービスブランドです。IIJは1992年12月3道に設立されました。東証一部に上場しており、主要株主にNTTなどを持つ安心ブランドになります。
制限速度300kbpsってなに?
多くの格安SIMサービスは、自分から手動で「意図的に制限速度に落とす」ことができます。制限速度のときは、契約データ量(たとえば3GBなど)を消費しませんから、うまくON/OFFすることで少ないデータ量を使っていきます。
動作確認に使ったアプリたち
以下のアプリで制限速度(300kbps)の使い勝手を検証しました。
- Twitter:テキスト送信と画像送信(動画に掲載あり)
- マップアプリ(iPhone標準)(動画に掲載あり)
- YouTube(動画に掲載あり)
- radiko
- Spotify
- ゲームアプリ(ドラクエウォーク)
このうち上から3つはYouTube動画にもしていますので、一緒に見ていただけるとうれしいです。
Twitter:テキスト送信と画像送信
テキストの送信は、データ量が少ないためすぐに送信完了しました。画像送信は、5秒弱で送信完了しました。

へぇ〜わりと実用的なんじゃない?
LINEやInstagramなども、テキスト送信や画像付きテキスト送信などは、同様の転送負荷と考えられるため、これらのアプリを使用する方にもオススメです。
マップアプリ(iPhone標準)
ハワイと九州を検索してみました(詳細は動画をみてください)。ハワイはわりとすぐ読み込みましたが、九州はほどほどに待たされました。ただ、読み込み終えれば周辺の地図も読み込まれているようなので、読み込み開始だけ高速通信をONにしてもいいかもしれません。
YouTube
動画をタッチすると、再生開始まで数秒待たされました。そのあとは画質はボンヤリしていますが、見られないことはありませんでした。
radiko
起動時に認証が入りますが、このとき転送速度が遅いと認証エラーとなります。OCNモバイルONEの200kbpsだと認証エラーがよく起きていましたが、IIJmioは今のところ認証エラーが出ていません。認証が通ると、ラジオ再生は問題なくできるので、このアプリも実用的に使えそうです。
「追記 2021/05/21」
制限速度の状態でradikoの起動認証は特に待つ感じもなく行えるのですが、ラジオ再生時は「一定時間バッファされる」ため、高速通信時よりは多少(5秒くらい?)待たされました。
Spotify
Spotifyや同様の音楽アプリは、音楽データを一部キャッシュ(前もってある程度読んでおく)してから再生が始まります。IIJmioの300kbpsでは、キャッシュされていない曲だと5秒くらい待たされました。ただ、そのままプレイリストにしたがって再生させておくと、次の曲は待ち時間なく再生されました。
ゲームアプリ(ドラクエウォーク)
このゲームは、起動時にたくさんデータを読み込みます。そのため制限速度で起動を始めると、なかなかゲームが始まらないことが多いです。ゲーム画面になってしまえば、制限速度で遊んでいても特に問題ありませんでした。
まとめ
いかがでしたか?まとめると、
- わりと実用的なアプリ
- TwitterなどのSNSアプリ
- radiko
- Spotifyなどの音楽サブスクリプションアプリ
- ちょっと工夫が必要なアプリ
- マップアプリ
- YouTube
- ゲームアプリ
パケットをモリモリ消費する動画系以外は、おおむね何とかなりそうな感触でした。
それではまた。