こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。
筆者はニンテンドー3DSが大好きです。3DSのダウンロードコンテンツが買える e-shop は来月(3/28)午前9時でサービス終了となります。
ほかに3DSのような立体視ゲーム機がほぼない(VRとは区別しているつもり)ため、最近ダウンロード版のセールをチェックしたり中古ゲームを漁っていたりします。
さて今回は、ナムコの看板ゲームである「ファミスタ」の3DS機では最後(?)に出たファミスタ クライマックス(以降ファミスタ)を中古で購入してきて遊んだら「え?」となったことを書きたいと思います。
…さっき買ってきてばかりです(笑
人のデータで遊ばせられる小さな苦痛
3DSのカートリッジゲーム(ダウンロード版でない方)はカートリッジ内にセーブデータが書き込まれます。筆者が遊んだいくつかのゲームは、遊ばなくなって中古屋さんに売るとき「初期化」して出しています。
先日は中古でマリオカート7を買ってきたら、やはりセーブデータが残ってましたが初期化してすっからかん状態で遊べたのですが、今回購入したファミスタは一部データを消すことができませんでした。
マイチームが勝手にジャイアンツになっており、しかも変えられないようです。

ゼロから遊びたかったですが一部のデータしか消せないようです。
追記:2023/03/02
どうやらマイチームは、ベースとなるチームを選んでから名前を変えたりチームアイコンを変えたりするモードだということがわかりました。初めから多少のプレイデータが残っていたのはアレですが、まあ育てていけばそのうち忘れるレベルの初期データかもしれません。

バンナムの気持ちもわかるけど
中古ゲーム市場ってゲーム屋さんからしたら「百害あって一利なし」かと思います。だって…

中古市場がどんなに動いてもゲームメーカーに直接は一銭も入らないからね
もしかしたらバンナムからしたら、NPB(日本野球機構)の正式ライセンスの関係かも知れないけれど、少なくともニンテンドースイッチではカートリッジゲームもダウンロードゲームもセーブデータは「スイッチ内部のフラッシュメモリに保存」されます。
(→ NPBは日本プロ野球機構でした。プロを削除)
ですので、ニンテンドースイッチでは基本的に上記のような中古対策ができません。この対策ができるのは3DSまでとなりそう。
まとまらないけどまとめ
このファミスタはすでに「ダウンロード販売終了」したゲームなので、ダウンロード版が好きな筆者は諦めてカートリッジ版しか買えず。また今さら古い選手データのゲームを定価近くで買うのもはばかられる(気兼ねする)し、ということで中古に手を出すわけですが。
本当はね、最近はやっている(?)イーサリアム技術を使ったNFT、これがカートリッジゲームにも使えるようになれば、うまく仕組みを作れば中古市場でゲームの売買がされる毎に権利者にお金が入るそうです。
まあただ、いまコンソールゲーム機をみると現役ゲーム機ではゲームとセーブデータが完全に分離しているので、もうどうにもならないというか、

そんなこともあったよね
くらいの話で終わるのかな?と思いながらこの記事を書いています。
権利者の権利は保護されるべきと思う方ですが、一方で保護しすぎるとコンテンツの拡大が抑制されてしまうため、たとえば音楽のサブスクに日本が後手に回っているうちにAppleのiPodが席巻したり…そういうのがアレコレと世の中出ていますので、保護しすぎも結果的に権利者が損をする、そんな時代なんだなぁと思う次第です。なんて難しい世の中だ。
さいごはおっさんのぼやきになってしまいました。
それではまた