こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。
定期的にアクセスの多い記事を確認しているのですが、どうも以下の記事がよく読まれているようです。
こういうのをみると、nasne関連のトラブルが多いのかな?と思いまして、筆者がどのようにnasneを設定して使っているかについて説明してみたいと思います。何かの参考になれば幸いです。
目次
1.ネットワーク関係
以下は筆者宅のネットワーク構成とnasneの位置です。nasneは図の中の右端に置いてあります。
昨日は、Wi-Fi機器(C)に繋いだときのみnasneが見えました。本日は、Wi-Fi機器(A)に繋いだときのみnasneが見えます。なお、中継器(B)はWi-Fi機器(C)を中継していますが、中継器(B)専用SSIDに繋いだ場合は一度もnasneにアクセスできていません。
Wi-Fi機器(A,C)経由でネットワークを構成しないのには理由がありまして。Wi-Fi機器は稀に動作不良で通信できなくなったりしますが、そのときに再起動すると一時的に後段のネットワークが切断されるので回避したいのです。
ただ、ネットワーク構成としてベターなのか否かがわからないため、もし有識者の方がこの記事を読んでいて「いやぁそうじゃないんだけどなぁ」などと思ったら、記事最後にあるこの記事のTweetリンクから教えていただけると助かります。
2.nasneの設定
筆者宅にはnasneが二台ありますが、いずれもソニー製です。ですので、もしかするとバッファロー製は若干、nasneの設定項目が違うかもしれませんがご了承ください。
2−1.クライアント設定
みなさんは、nasneのクライアント設定はどうしていますか?
- 自動
- 手動
の2つありますが、筆者は手動にしています。理由は、万が一しらない人がアクセスする可能性を極力排除するためですが、手動設定は気をつける点もあります。それは、冒頭に引用したnasne記事の内容とかぶりますが、スマホのWi-Fi設定で、
- iPhone
- Wi-Fi毎にある設定から、プライベートアドレスのON/OFF
- Android(10以降?)
- Wi-Fi毎にある設定から「プライバシー」で
- デバイスのMACを使用
- ランダムMACを使用
- Wi-Fi毎にある設定から「プライバシー」で
という設定がありますので、
- iPhoneの人は、プライベートアドレスを「OFF」
- Androidの人は、「デバイスのMACを使用」を選択
する必要があります。なお、プライベートアドレスを使用する理由について、Apple公式に説明がありますので興味のある方はご覧ください。
プライバシー対策強化のため、iPhone、iPad、iPod touch、Apple Watch では Wi-Fi ネットワークごとに違う MAC アドレスを使うことができます。
https://support.apple.com/ja-jp/HT211227
3.蛇足:筆者のnasne視聴環境
筆者は、以下の視聴構成を持っています。
- 据え置き機
- PS4 Pro
- PS Vita TV
- PC(Windows:PC TV PLUS:ソニー)
- PC(Mac:StationTV Link:ピクセラ)
- Chromecast with Google TV
- 各種スマホ、タブレット(iOS, iPadOS, Android)
- すべて torne mobile で視聴
この中で、ピクセラのアプリ(StationTV Link)とChromecast with Google TVはオススメしません。
3−1.Mac版のStationTV Linkがオススメでない理由
リンクを置きましたが、サイトの画像(Favicon?)がないみたいです…。
このアプリは体験版(5分)では安定して動くものの、ライセンスを購入してもう少しビデオを再生していると筆者宅では30分ほどで途切れ出します。ピクセラに問い合わせ、いくつか対策を打ってみましたが解決しないのと、ピクセラでは「自社で問題が起きていないから修正する予定はない」とのこと。
同様の現象は「Amazonのレビュー」でも散見されます。2021/06/24時点で更新はありませんでした(ver 1.1.1)。改善の見込みがないので、購入はお勧めしません。
なお、筆者環境はIntel Macです。レビューによれば、M1 Macだともっと動かないそうです。
3−2.Chromecast with Google TVがオススメでない理由
この商品は、Android TVというOSを載せたGoogleのChromecastです。Android TVなので、Android TV対応のAndroidアプリがインストールできます。
Android版torne mobileは、Android TV対応なのでインストールできますし、Android版ライセンスを持っていれば引き継がれます。ただ、Chromecast自体の性能が足りない?ため、ネットワークにWi-Fiで繋いでもLANで繋いでも、nasneの映像を高画質では不安定でまともに見られません。
安定性重視で動作させると、PS Vita TVより画質が低下するため見るに堪えません。
4.まとめ
今回の記事では、主に以下の二点について説明させていただきました。
- 接続するWi-Fi機器とnasneの接続位置について
- nasneのクライアント設定について
筆者宅のように、3箇所もWi-FiのSSIDが飛んでいる家は少数派なのかもしれません。ただ、3つあるWi-Fiのいずれかに繋げばnasneにアクセスできますので、大した問題もなくnasneを利用できています。
コメントなどあれば、以下のTwitter共有ボタンからお願いします。
それではまた。