こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。
今月は完全ワイヤレスイヤホン市場が賑わってましたね。Appleの第2世代AirPods Pro(以降、新型AirPods Pro)、そしてBOSE QuietComfort EarBuds II(以降、QC EarBuds2)も発売されました。
世の中的には新型AirPods Proに注目が集まり、およそQC EarBuds2はあまり見向きもされていないという印象です。しかし一方で、イヤホン・ヘッドホンのノイズキャンセリングと言えばBOSEとも言えます。
何かわかりやすい参考記事がないか探したところ、老舗の情報サイト「Impress」に良さそうなのがあったので引用します。
ボーズ社のノイズキャンセリング技術の歴史は古く、1978年に音響心理学の権威であり同社の創設者でもあるDr.ボーズ氏が、米国に帰る飛行機の中でノイズキャンセリング技術の基本コンセプトと数学的根拠を発案。それは、騒音を逆位相の信号で中和するという、現在に引き継がれる基本技術であった。
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完全ワイヤレスイヤホン市場に投入される多くのイヤホンは、おおよそ
- 音質重視
- コスパ狙い
かと思っています。しかしBOSEはこの分類に入らない製品を作り続けています。それは「快適さ」です。QuietComfortのQuietは「とっても」、Comfortは「心地よい、快適」と訳されます。個人的にBOSEは「音を楽しむ」にはいい製品が多いと感じています。
写真で見るQC EarBuds II
旧型をお持ちの方へ(BOSE QC EarBuds初代)
購入日当日にファームウェアが新しくなりました。それが適用された状態で違いを筆者目線で簡潔に書いてみると
良い点
- 低音が強化された感じ(沈み込む低音?)
- ケースが小さくなった
- イコライザによるコントロール範囲に中域が追加された
→ (追記1)旧型にもいつの間にか(?)中域が追加されてました - ノイキャン性能が爆上がり
- ノイキャンレベル0(外音取り込み)がさらに自然になった
→ (追記1)外音取り込み状態でいると、近くにいる家族ともわりと普通に話せました - 歩行時の振動が耳に伝わりづらくなった
→ (追記1)chocoZAPを利用しているのですが、ここのルームランナーで走ってもほとんど振動が気になりませんでした。旧型は筆者の場合、歩く振動がちょっと響くので嬉しい変化です
イマイチな点
- 再生停止が1タップとなり、音量調整のスワイプ操作量が小さいと再生停止として扱われる
- ノイキャンモードの切り替えが「長押し」のため、切り替えがスムースでなくなった(前作はダブルタップで切り替わり、ダブルタップを連続2回すればモードはちゃんと2つ先に移動する)
どちらでもない点
- イヤホンが小さくなった(タッチ操作に慣れが必要)
(追記1)アップデートが待たれる項目
- Spotify Connectが未実装
また、以下は確認でき次第、更新予定です。
- 旧型と新型の音の違い
第2世代 AirPods Proと迷っている方へ
筆者目線で検討項目を挙げてみました。在り来たりな事も含みます。
- iPhone、iPad、Mac使いならAirPods Proが有力だけど、Android端末も保有するなら悩ましいところ
- AirPods Proのノイキャンは「ON/OFF/外音取り込み」だけ、BOSEは11段階の中から好みのレベルを2つ保持できる
- ノイキャン最大
- 外音取り込み
- カスタム1:自分で追加
- カスタム2:自分で追加
- 再生、停止、音量調整、ノイキャンON/OFFはどちらもイヤホンから操作できる
AirPods ProとiPhoneなどのMac製品を一緒に使うと「空間オーディオ」というのが楽しめるので、例えばradikoアプリなんかもふだんのステレオ再生とは違った聞こえ方がして楽しいんですよね。
そういう楽しみを体験したことのない方は、AirPods Proがいいかもしれません。
まとめ
先ほどこのイヤホンを持ってchocoZAPで運動してきました。
とても快適だったのですけど、帰宅してからこの記事をまとめているとき、ノイキャンの設定画面をスクショしようとしたらこのイヤホンがiPhoneと繋がって切断…を交互にするようになりました。
設定画面はイヤホンがスマホと繋がっていないと開けないので…困ったなぁ。届いて初期設定するときも不安定だった本品。値段もそれなりにしますので…
ほかにも同レベルの完全ワイヤレスイヤホンを持っている人向きかな?
と思います。年末くらいにはファームウェアも安定するのではないでしょうか?
補足:イヤホンをリセットし、イチから再設定したら今のところ順調に動作中
モノはいいと思いますので、クリスマス辺りに完全ワイヤレスイヤホンが欲しい方は是非選択肢に入れてみてください。なお、筆者は購入早々にイヤホンをリセット(↑の補足)しました。手順は以下にありますので、ハマった方は参照してください。
それではまた