WordPress6.6.1に更新しました
【トラブル事例】モバイルSuicaとApple Watch

【トラブル事例】モバイルSuicaとApple Watch

こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。

関東地方もようやく秋を安定して感じられる、そんな過ごしやすい気温になってきました。

さてこの記事では、Apple WatchにモバイルSuicaを入れて使っている筆者が、「え?これはマズいのでは?」と思わされた2件の出来事と結論についてまとめています。

Apple WatchでモバイルSuicaを使用されている方に是非見ていただきたいです。

なお、経過などを含めてだらだら書いてしまったので、お急ぎの方は目次から「まとめ」へ飛んでくださいね。ちなみに「トラブルその2」の方もモバイルSuica絡みです。見出しにそこまで書くと長すぎるので入れませんでした。

トラブルその1.iPhoneを忘れたのに改札が通れてしまったはなし

これまでの人生で、はじめて外出時にスマホを家に置いてきてしまいました。その頃ちょっとボーッとしていることが多かったのもあるかとは思いますが…。

そうなんです、iPhoneがなくてもApple WatchにモバイルSuicaが入っていると改札は入れてしまうようです。筆者のApple Watchは単独で通信できない(Wi-Fiモデル)ので、iPhoneとセットでないといろいろと困ることになるのですが…。

通れてしまった理由はどうやら、Suicaで改札を通るときの仕組みにあるようです。Suicaは改札を通るときに「ほぼ止まることなく」ピッと入れますよね。あれどうなっているかというと、改札に入るときは「そのカードが無効でないか否か」のチェックだけしているそうです。どこかの記事に書いてありました。

tomosuke
tomosuke

ゴメン、参照した記事を検索で探したけど見つけられなかった。内容としては「Suica,PASMOに加わるか、VISAカード」みたいな。

そう、Apple WatchのモバイルSuicaも「有効」と見なされたため入れたと考えられます。

tomosuke
tomosuke

んーと、それだったらもしかして無銭乗車もできるのでは?

そんなことはありません。改札を出るときにお金を落とせないと「ぴんぽーん」となって止められるハズです。

はなしを戻しまして、筆者はその日、子どもと秋葉原へ向かおうとしていました。改札を通った後にふとしたことでiPhoneを忘れたことに気が付き、子どものスマホから妻に電話。iPhoneを持ってきてもらいました。

だけど、Suica系って入った改札からはそのまま出ることができない(正確には駅員さんに理由を説明すれば出られなくもない)ので、そのまま秋葉原へ。

tomosuke
tomosuke

補足。この時点で「iPhoneなしのApple Watchで改札に入れてしまった」状態で電車に乗ってます。

筆者は京王線沿線に住んでいるので、新宿で京王線からJRへ乗り継ぐことになります。新宿駅には2種類の改札があって、

  • 京王線から外に出る改札
  • JRへ直接乗り継げる改札

となっていますが、個人的に今回の件はかなりのレアケースだと思ったので安全のため京王線から出る改札へ。それでも「ぴんぽーん」と鳴りそうだなぁと思いながら改札を通ったらふつうに通れました。ちゃんと処理できるようになっているんですね、すばらしい。

トラブルその2.意図せずApple Watchのペアリングが外れて大慌て

だいぶ前に、Apple Watchを第4世代から第7世代へ買い換えました。バッテリー劣化が主な理由ですが、バッテリーはApple Storeなどで交換してもらえばまだ使えるため、第4世代を子ども用にセッティングしていました。

tomosuke
tomosuke

補足。この時点で第4世代は子どものApple IDと紐付いている

でも子どもがほとんど使ってくれなかったため、他へ転用しようとApple Watchを初期化したものの、アクティベーションロックを解除するのを忘れていたため再ペアリングする際、子どものパスワードを入れることになりました。

ここまではいいのですが、ちょうどwatchOS9が来ていたのでペアリング前にアップデートを実施。ずいぶん時間がかかっていましたが、気が付くと筆者のApple Watchが「ペアリング解除」されていました。

tomosuke
tomosuke

え?なんで???
Apple Watchって1ユーザーに複数登録できるようになっているよね?

でもまあ、Apple Watchの各データは基本的にはiCloudへバックアップされているので、再ペアリングしてバックアップを戻せばいいやと。

その途中でふと「?」となりました。何かというと、Apple Watchに移していたApple Pay関係は一度iPhoneに戻すのが基本操作であって、しかし今回はある意味勝手にペアリングが解除されているのでその確認もできず。

tomosuke
tomosuke

えええーーー???
まだ5,000円くらい入っていたのに…

すこし焦りましたが…一方で大丈夫なハズ、という考えもありました。どういうことかというと、モバイルSuicaはウェブサイトにログインすれば利用履歴や残高が確認できるようになっています。したがって、最悪でも元の額は戻せるのでは、と思っていました。

▲モバイルSuica公式ウェブサイト

このサイトにログインすると、筆者のモバイルSuicaは「サーバー待避中(だったかな?)」と書かれており、これならiPhoneから復旧できると判断。

結果、「ウォレット」アプリ → 右上の+ボタンから、「サーバーに待避されたモバイルSuica」と認識される表現(スクショ撮ってませんでした…ゴメンナサイね)から簡単にモバイルSuicaを復旧することができました。

まとめ

1.Apple Watch上のモバイルSuicaは、iPhoneを忘れてしまっても改札は入れてしまうらしい。
→ 入れても出るときに困るので、iPhoneは忘れないようにしましょう。

2.Apple Watch上のモバイルSuicaは、Apple Watchのペアリング解除(初期化も含む)するときは事前にiPhoneへ移動させるのが基本だが、今回のように内部処理でサーバーへ自動移転してくれることもあるらしい。
→ 自分でペアリング解除や初期化をするときは、必ず手動でモバイルSuicaをiPhoneに戻しておきましょう。できれば別途、モバイルSuicaのウェブサイトにログインしておいてどんな画面になっているのか知っておきましょう。モバイルSuicaの移動を忘れてうっかりApple Watchをやってしまったときは、モバイルSuicaのウェブサイトにログインしてみましょう。

↑の文章を書いていて、「ログインした画面のスクショを載せた方がいいかな?」と思いつつも、画像を見て「へぇ〜」から「モバイルSuicaの情報がどのように見えるか」といったその人本人の情報は直接見てもらった方がいいと考え、スクショを載せませんでした。

なおこの記事ではモバイルSuicaの話を書いていますが、おそらくモバイルPASMOでも同様かと思われます。モバイルPASMOユーザーさんも一度、モバイルPASMOサイトにログインしてみてください。

モバイルPASMO for Android™ 公式ホームページ。Android™スマートフォンにて、交通系ICカードPASMOのサービス…
www.pasmo.co.jp
▲モバイルPASMO公式ウェブサイト

散らかった文章になってしまいましたが、今日はこの辺で。