こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。
前回の投稿から一ヶ月以上も空いてしまいました。Google データアナリストの認定資格がもらえる学習にウェイトを置いているので他のことがほとんど手つかず(言い訳)です。
さて今回は見出しにありますように、nasneの外付けHDDが壊れた話をしたいと思います。壊れてから3ヶ月くらい経ち、ようやく心に余裕が戻ってきて記事化することができました。
データアナリストの勉強に疲れて気分転換というのもあります
補足)この記事で使う「PC」という用語は、Windows PCやmacなどを指しています。
目次
そのときは急にやってきた
壊れたHDDは2TBのもので、大好きなドラマの録画が大量にたまっていました。筆者の経験上HDDが壊れるときは基本的に予兆があり、それは「異音がする」というものです。一般的にHDDは異音がし始めてすぐ「壊れる」ということは稀で、よって「異音=故障予知」のような感じで対応できると信じていました。
そ・れ・が、それはちょうどフジテレビの月9を見ていたときのこと。リアルタイム視聴が遅れてしまったのでいつものように「追っかけ再生」しようとしたところ、なんか上手くいきません。2,3度試して上手くいかないので最悪のケースを想定しつつ、10分遅れで月9を見始めました。
nasneでリアルタイム視聴はできたので、最悪な事態は免れている、とこの時点で気づいていました
見終えてからnasneの設定画面を開いて外付けHDDの状態を確認すると、正常稼働に見えました。それなのに外付けHDDの録画データにアクセスできません。
注)以下の画像は「正常稼働しているように見えた」ときのものではありません。nasneの設定画面のハードディスク管理のところはこれですよ、という意図で見せているだけです。誤解なきようお願いします。
やむを得ず再起動(背面一番上のスイッチを長押しして電源OFF → 数分おいてから同じスイッチを押して電源投入)
したところ、外付けHDDを正常認識できなくなっていました。 そこで以下についてチェックしていきましたが、結果的には「外付けHDD故障」との結論に。
- リアルタイム視聴ができたのでnasne本体は無事
- 外付けHDDに保存されたビデオにアクセスできない → (記事最後の【補足のアレ】を参照)
大切なドラマの録画が一瞬で消えるということ
筆者は様々なドラマを録画し、視聴するのが趣味でした。しかしそれらは突然の故障で一瞬にしてすべてがパーに。何週間も貯めていたエピソード、見逃した部分を後から見るつもりだったシーズンフィナーレ。長い間、大量のデータをためすぎていたため、どのドラマを失ったか全く分からない状態でした。さようなら、多くのドラマたち。
あまりに大量に録画を失い、取り戻せそうもなかったので諦めは早かったです。ダメージはしばらく引きずりましたが。
余っていた1TBの2.5インチHDDの利用(苦労しました)
使用していた外付けHDDは復旧の見込みがなかったため、ちょうど余っていた1TBの2.5インチHDDを思い出し、これをUSB-HDDケースに入れて現在運用しています。しかしこれがまた一苦労。2TBのFAT32フォーマットがなかなかできず。以下の順番で試していって、IODATAのフォーマッタで何とかnasneが認識するようになりました。
FAT32フォーマット問題は、Buffalo製nasneでは外付けHDDを「専用フォーマット」して使うから気にしなくて良くなるっぽいですね、持ってないけど
- macOSでできるんじゃないか → ダメでした
- windows自身でできるんじゃないか → ダメでした
- バッファローがFAT32のフォーマッタを出してなかったっけ? → フォーマッタを持ってきたけどフォーマット対象が自社製品かチェックされて弾かれました
- IODATAは出してなかったっけ? → ありました。使えました。ありがとうIODATA
こうして文章にするとサクサクっと出来ているように見えるかも知れませんね。実際は5年ぶりくらいのFAT32フォーマットなので、昔の記憶で出来たことがいろいろ出来なくなってて焦りました。
バックアップはどうする?
このような惨劇を経験したことで、データバックアップの重要性を痛感しました。HDDの故障はいつ起こるかわからないもの。以下のようなことを考えていましたが、コストが掛かるので手つかずです。
- USBで接続できるRAID対応NAS(お高いんですよ)
- IODATA RECBOX(以下の2つのリンクを参照)
IODATAの「RS」シリーズと「LS」シリーズの違いを見たところ、RSシリーズはスマホで録画データを「見る」機能をサポートしているようです。
まあただね…掲載はしてみましたけれど、結局のところこのRECBOXにダビングした録画データはtorne系アプリからはアクセスできませんので、使い勝手はかなり下がってしまいますよね。
nasneを使う人の多くはきっと、あのtorneの圧倒的なサクサク感と使い勝手に魅了されて使っていると思われ。
それならば、バックアップ用途やBD書き出し用途であればこれ(↓)でいいんじゃないかと、記事を書きながら思ったり。
Windows PCで「のみ」動作する限定的なアプリで「有料」ですが、筆者は1ライセンスだけ持っています。前にWOWOWをnasneで契約した際に録画したYOASOBIのライブを、このアプリでnasneからダビングしてBDに書き出して保存版にしています。
以下は前に書いた記事です。気になる方はご覧ください。
また、Buffalo製nasneを買えば、
- SIE製nasne(ソニーの)
- Buffalo製nasne
のどちらからでもお引越しダビングできるとのこと。番組単位でダビングできるし、一括ダビングもできるとありましたので、torneの快適さを重視するなら
- Buffalo製nasne(+6TBのUSB-HDD)
- PC TV Plus
を用意すれば無敵でしょうか。
まとめ
nasneの外付けHDDが壊れたことで、いつか来ることがわかっていた「バックアップどうする?」と向き合うことになりました。記事を書いていて筆者的には「Buffalo製nasneを買うか」みたいな心境になっています。
ただまあ、そろそろ4K対応版がほしいなと思うんですよね。ハードウェア的には4K処理はだいぶしやすくなっていると思うので、そろそろ出してこないかなぁ?Buffaloさん。
バックアップのところでピックアップしたNASはIODATAのだけでしたけれど、一応BuffaloのNASであるLinkStationも使えるみたいです。ただまあ、たとえBuffaloのNASであっても「ダビング後のデータはtorneからアクセスできない」わけでして。
結局のところ、torneの快適さを最優先にしたときのバックアップ先はBuffalo製nasne、と筆者の中では完結しました。
それではnasne好きな皆さま、コレクションしている番組はこのように「急に吹っ飛ぶ」ことを意識しつつ、消えては困る方は是非ともBuffalo製nasne購入など、検討してみてはいかがでしょうか?
ステマじゃないからね
今回ははじめて「ChatGPT Pro(GPT-4)」を記事作成に使ってみました。
筆者が書きたいことを箇条書きにして彼に渡し、出てきた文章に笑いながらもわりといい感じに書けていて。でも筆者の文体ではないからほとんど書き換えています(笑。
この記事も何だかんだと4時間くらい使って書きました。頑張って書いたな〜。
それではまた
補足のアレ(どれが壊れたか検証する順番)
まずnasneのUSB端子が壊れたか、USB端子に繋いだUSB-HDDが壊れたかを調べます。大ざっぱなやり方だと、USB-HDDをPCに繋いで認識するか否か。結果は認識しませんでした → USB-HDDが壊れている
つぎに今回はUSBケースにHDDを入れて使っていたから、
- USBケース
- HDD本体
のどちらかが壊れたことになります。そこでちょうどこの記事
で使った「HDDをUSBで繋ぐデバイス」を利用してWindows PCに繋ぎ、HDDがどうやっても認識しないことがわかりました(注1)。そう、壊れたのはHDDでした。
注1.正確にはWindowsのローレベルなコマンド「diskpart」でディスクが見えていたものの、ゼロからストレージを設定しても使える状況に持ち上げることができませんでした
フワッとした書き方だけど、あまりにもエンジニアレベルのコマンドなので、それを説明するだけで果てしない時間が掛かるので説明を手抜きしています。diskpartはやり直しのきかないコマンドオプションが豊富なので、興味本位で使うときは【壊れてもいいや】という心づもりで触るようにしてください。