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【ゲーマーへオススメ】ヤマハのAVレシーバー「RX-V6A」でゲームの楽しみを倍増しよう

【ゲーマーへオススメ】ヤマハのAVレシーバー「RX-V6A」でゲームの楽しみを倍増しよう

2020年11月6日

こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。

4Kネイティブなゲーム機、Xbox Series XとPlayStation 5が来週発売されますね。筆者は予約戦争に負けたので手に入りませんが、これを機にいい音と4Kモニターなどで遊びたい方もいらっしゃるのではないでしょうか?

筆者もその一人で、4K有機ELテレビも(なんとか)買えましたし、この記事の主題であるRX-V6Aも当然購入して使っています。問題も出ている本製品ですが(詳しくはこちらの記事をご覧ください)、良いところもありますので、それをご紹介したいと思います。

なお、次世代ゲーム機の話を書きましたが、別に現行ゲーム機でも楽しさ倍増しますので、気になる方は以下の記事を読んでみてくださいね。

※2021/10/16 記事を一部修正しました。

どういう人にオススメ?

筆者の感性では、以下の方に使ってみてほしいと思いました。

  • 1.リアルマルチチャンネル再生環境を作りたい
  • 2.後方にスピーカーを置けないけど、サラウンド技術で包まれたい方
  • 3.音のニュアンスを気分に応じて変えて遊びたい方

それぞれについて、細かく書いていきたいと思います。…っとその前に、導入説明を入れたいと思います。

0.使えるスピーカー、使えないスピーカー

基本的には、スピーカーの裏がこうなっているモノを使います。この手のスピーカーはアンプを内蔵していません。スピーカーケーブルを通して「音」と「電力」が供給されて動いています。スピーカーのインピーダンスは6Ω(おーむ)以上となりますので、6Ωより小さいものは選ばないようにしてください。

▲ヤマハの安いスピーカーの背面を撮りました。

注)RX-V6Aは初期設定で8Ωまでとなっていますが、6Ωに下げることができます

または

▲バナナプラグと呼ばれるモノです。家のスピーカー、落下しないように貼り付けていて、こんなピンボケの写真になってしまいました…

このような、バナナプラグの付いたスピーカーを選んでください。他にもバリエーションがあるかもしれませんが、ぼくが把握しているのはここまでとなります。

1.リアルマルチチャンネル再生環境を作りたい

ここでいうリアルとは、実際にスピーカーを配置して音場を作ることを意味しています。スピーカーを置けば、当然そこから音が出てきますので、音の方向性の観点からは確実にサラウンドを味わえます。うちは、リビングを5ch(サブウーファーなし)で構成しており、自室は2ch(後述)で構成しています。

リアルマルチチャンネル再生環境なら、DENONも似たような製品を出していますし、ヤマハももうすこし低価格の製品を出していますので、RX-V6Aにこだわる必要は無いかもしれませんね。

2.後方にスピーカーを置けないけど、サラウンド技術で包まれたい方

RX-V6Aは、バーチャルシネマDSPという機能があります。何かといいますと、フロントに左右2つスピーカーを置いただけの環境にて立体音響を作り出すというものです。

以下は、今現在ぼくの部屋の環境になります(散らかっていてごめんなさい)。

▲スピーカーは、雑誌ステレオサウンド別冊で付いてきたもので構成しています。スピーカーの軸が揃っていないのは設置スペースやツイーターの聞きやすさを重視したため、妥協しています。リビングはBOSEスピーカーで構成していますが、それはこの部屋に持ってこられませんでした…。

写真のゲーム画面は、ニンテンドースイッチのスプラトゥーン2です。これを、RX-V6Aの「Action Game」というサラウンド設定で遊ぶのですが、リアルマルチチャンネル環境とは異なる音響ですごくたのしいです。特にスペシャルが発動されたときの音の感じは、特筆すべきモノがあります。

また、期間限定で遊べるスーパーマリオ35。これもスプラトゥーン2と同じ設定で遊ぶと、これまた楽しいんですよ〜。ファミコンベースのピコピコ音が、何とも言えない素敵な音にかわります。

3.音のニュアンスを気分に応じて変えて遊びたい方

上記2番の話と関係あるのですが、RX-V6Aにはさまざまな音場プログラムが組み込まれています。選べる音場が多く、アプリの一画面には収まりきれませんでした。今日はこの音場プログラム、明日は…という風に、ゲームの楽しみが広がります。

アプリ「MusicCast」の音場選択画面

注意事項

筆者の書いたこちらの記事にあるとおり、現在PS4 Proの4K HDR映像をRX-V6A経由でシャープの4K HDRテレビに映し出すと、直接接続では起きない「色の階調低下」がみられます → 現在は改善。本日時点で、まだヤマハとソニー両社とやりとり中です → こちらも終了。

その他、うちのRX-V6AではHDMI入力機器の自動切り替えに問題が出ており、それも問い合わせ中です。

多くの機能は動作しているので、不良品ではなく製品仕様またはファームウェア調整不足のどちらか(後者であることを祈りたい)と思っています。ですが、直る見込みは100%とは言えないので、現時点で上記問題が気になる方は購入をお勧めしません。

では、PS4 Pro、Xbox Series X、PlayStation 5を現時点でRX-V6Aと組み合わせる場合は、どうするか。

  • ゲーム機をテレビに直結する。音は、
    1. テレビがARC/eARC対応なら、RX-V6AのARC/eARCとHDMIケーブルで接続する
    2. テレビがARC/eARC非対応で、光デジタル出力があれば、RX-V6Aと光デジタルケーブルで繋ぐ
    3. ARCも光デジタル出力もなければ、RX-V6Aを買わない

となるかと思います。

参考になれば幸いです。