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【技術者向け】マイ技術サイトを作ってみよう

【技術者向け】マイ技術サイトを作ってみよう

こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。

久しぶりの記事投稿です。いま仮想通貨の確定申告をするために、移動平均法による数値算出プログラムを書いています。Rubyで書いているのですが、途中でふと思ったことを書いてみたいと思います。

現役の技術屋さんだけでなく、これから技術屋(ITエンジニア、アプリプログラマー、ほかいろいろ)を目指す方達も必見(?)です。

マイ技術サイトとは何か?

率直に言うと自分のために書いた技術メモ集です。

筆者がGoogle Siteサービスを使って公開しているサイトの幾つかをリストアップします。

このサイトは、自分の趣味でSystemVerilogの使い方を簡単に説明したサイトです。 SystemVerilogは簡単に言ってしまえば、1つのプログラミング…
sites.google.com
▲「SystemVerilogで遊ぼう」サイトのトップページ

「SystemVerilogで遊ぼう」サイトであれば、当時はModelSimというHDLシミュレーターが自宅でも機能限定版としてインストール可能だったので、ModelSimとOVMやUVMをダウンロードして土日に趣味でいろいろと調べながらサイトを更新していました。

「Androidノート」サイトであれば、Androidアプリの着手が10年くらい前からでして、Java言語もほとんど書いていなかったこともあり、シンプルなAndroidアプリはどう書けば動かせるのかとか、一般的にある記述をJava言語で実装するのはどう書けば良いかなどの対比をメモったりしていました。

Rubyに関しては、本で読んだ情報やネットで調べた情報の中で「コレ残しておきたいな」というモノをツレツレとメモしていました。

このようにマイ技術サイトとは、本やネットに散らばる技術情報を自分のために整理したサイトと言えます。

tomosuke
tomosuke

自分に最適化した技術情報ってことだよね

ググればいいんじゃない?の罠

筆者も当然、ちょっとしたことは今でもググります。でもググり情報というのは幾つか問題もあります。

  • 書いてある情報は、いま自分が使っている環境と整合するのかがわかりづらい
  • アクセスの多い記事が検索結果の上位に出ることが多く、しかし上位にあるからと言って自分に適切なサイトかは中身を読まないとわからない
  • 中途半端な説明の記事だったりすると、読むのに時間をかけ、実験的に実装して「あぁこれじゃない」と気づくのにわりと時間を費やしてしまう

もちろんマイ技術サイトを作る際にも当然上記のような課題は出てきます。ただ基本、筆者は上記のことをすべて家のお休みの日(土日)に行っていました。ですので、外れ情報にあたっても属する会社には影響を及ぼしません。

「社畜じゃあるまいし、なんで給与の出ない時間を仕事のために使うのか訳が分からない」

と思う方も一定数いるかと思います。でもね考えてみてください。事前に自分の仕事の補助となるサイトを作っておくことで、職場での仕事の進み具合は大幅に短縮されることが多いです。

…しごと、残業したいですか? それとも早く帰りたいですか?

それってスキルをただ出しで損するんじゃない?

筆者が公開している技術メモには高度なものはほとんどありません。ですのでその情報を出したところで自分が損をすることはほぼありません。

また高度なことは簡潔に書くことが難しいと思いますし、自分メモとして概念図などを書いて掲載したとしても、それは一定以上の知識のある方にしか理解できないと思われ、損はしないのではないでしょうか?

言うまでもないことですが、職場内ならではの「特殊な情報」は書いてはいけません

まとめ

筆者は何度か転職して(いまはフリーランス)いますが、転職の時に上記の「SystemVerilogで遊ぼう」サイトは絶大な威力を発揮していました。なにせ、同じ業界の会社への転職では、大抵社内のどなたかがこのサイトを頻繁にみて仕事をしているようでした。

ここは推測を含みますが…)サイトで扱っている技術メモの構成から、現場の人はサイト運営者である筆者の技術レベルが大まかに把握できることで、場合によってはその声が人事へ届いて面接がしやすいということもありました。

まとめると、「マイ技術サイト」を作るメリットには以下があると考えています。

  • 仕事が早く進む(短期で見ると損かも知れないが、長期で見ると得をする)
  • 他の人に自分のスキルレベルが大まかに伝わる

筆者は病気をしてしまったためサラリーマンをやめてしまいましたが、そんな今でも上に書いたマイ技術サイトはいろいろ役立っています。

この記事を読んでマイ技術サイトについて興味を持ってもらえたら嬉しいです。

それではまた