【あそんでみよう】無料で画像生成AIが使えるようになってきた

【あそんでみよう】無料で画像生成AIが使えるようになってきた

こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。

気が付けば、2月は記事を1つも挙げていませんでした。一体何をしていたのだろう…?

さてこの記事では、いろんなところで生成AIを使った画像生成が出来るようになっていたので、それを紹介していきたいと思います。

tomosuke
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生成AIなんて…著作権がどうとか、ハルシネーション(AIが事実に基づかない情報や存在しないデータを生成する現象)が怖いとか…あるかもしれませんが、ぜひトライしてみてください

それではいきましょう。

まずは使用したプロンプト

プロンプトとは、ザックリ書いてしまえば「生成AIに依頼する作業内容」のことです。生成AIは膨大なデータを学習しており、特定の専門家ではないから「作業内容の説明が短い」と生成AIも「んーよく分からんけど、こういうこと?」みたいにそれっぽいデータを作ります。

tomosuke
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いろんな専門家が同様のことを話しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか

職場で普段付き合いのない人に何かを依頼するとしたら、事細かに説明すると思います。そうしないと正しく伝わらず仕事に支障をきたす。それを想像すれば生成AIにも事細かに説明した方が良さそうだと理解できるのではないでしょうか。

それで今回は絵を描いてもらうので、こんなプロンプトを与えてみました。

誕生日ケーキの絵を描いてください。デコレートにはマヨネーズを使用して、ロウソクの代わりにキュウリが刺さっています。コミック風のタッチでお願いします。

自作の生成AI用プロンプト

Please draw a picture of a birthday cake. Use mayonnaise for the decoration and stick a cucumber in it instead of candles. Please draw it in a comic style.

自作の生成AI用プロンプト(英語版)

この記事で説明するサービスにおいて、Googleのだけは日本語が通じないんです。ですので、Googleのサービスには、生成AIに翻訳してもらった英文をプロンプトとして渡しています。

なお今回は、生成AIが最初に出してきた複数の画像から筆者がピックアップしています。得られた画像に対して追加のプロンプト

tomosuke
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あーそうじゃなくって…ここをこうして

を与えれば、絵は追加のプロンプトに合わせて書き換わっていくのですが今回はそれをしていません。でも、出てきたデータに対して対話的に修正のやり取りをしていくのは面白いので、やったことのない方は是非トライしてみてください

Gemini(Google)

▲GoogleのGemini(以前はbardという名前)に英語のプロンプトを渡して描いてもらいました

ImageFx(Google)

▲GoogleのImageFxという、最近登場した画像生成専門の生成AIです
aitestkitchen.withgoogle.com

Copilot(Microsoft)

▲MicrosoftのCopilotに、日本語でプロンプトを渡して描いてもらいました
Microsoft Copilot は AI の力を活用して、シンプルなチャットを通じて生産性を高め、創造性を引き出し、情報をより深く理解するのに役立ちます。
copilot.microsoft.com

ChatGPT(OpenAI)…有料版

有料版を置いたのは、ChatGPTではこんなテイストで描かれる、と伝えたかっただけです。

▲OpenAIのChatGPT-4(有料版)に日本語でプロンプトを渡して描いてもらいました

↑ChatGPTだけはウェブサイトのサムネが自動的に取得できませんでした。

povo Studio

オマケに1つ、povoの「povo Studio」を紹介したいと思います。povo Studioは、携帯通信サービスを手がけるauのサブブランドpovo内のサービスで、そのユーザーが遊べるようにヒッソリ(?)と追加されていた生成AIで絵を描く試験サービスです。

povoアプリ → (右下)「アトリエpovo」をタッチ → 下にスクロールして「povo Studio」をタッチ → 「試してみる」をタッチ → 「あなたのアイデアを画像にしよう」をタッチ

▲povoのPovo Studio(スマホ)に日本語でプロンプトを渡して描いてもらいました。何故かモノクロでした

まとめ

いかがだったでしょうか。

一言に「画像生成AI」と言っても、同じプロンプトを与えても同じテイストの絵が出てきませんでした。またGoogleのImageFxは何故かコミック風のタッチで出力されませんでした。もちろん丹念にプロンプトで生成AIとやり取りして、絵をチューニングしていけば似たような絵作りに持っていけるかも知れませんが、それは筆者くらいの使い方ではよく分かりません。

povo Studioだけはスマホアプリのpovoがないと使えません(+要契約)が、契約されている方には気楽に遊べる絵作りツールとなりそうです。他はウェブサービスなので、アカウントを作ればパソコンからもスマホからも利用可能です。

OpenAIやMicrosoftの画像生成AIは、内部で英語にプロンプト修正されて絵が描かれています。でもGoogleの画像生成AIだけは何故か、日本語でプロンプトを渡すと「対応していない」などと出てきます。内部で英語変換して画像生成AIに渡せばすむ話だとは思うものの、Googleなので何か特別なやらない理由があるのかも知れません。

この記事の内容が参考になれば幸いです。

それではまた