こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。
筆者は2020年10月頃にお試しで楽天モバイルを契約していました。
当時はまだ「パケット使用量が3GB未満であれば課金されない」という大盤振る舞いなプランでした。その後は皆さんご存じのように、課金のスタートが1000円くらいになりまして、当時の筆者は
こんな通信不安定なサービスにお金は払えない
と考えて解約しました。
ところが今、また筆者のスマホに楽天モバイルが入っています。一体これはどういうことなんでしょうか? 理由を含め、現時点での楽天モバイルの使い勝手などについて書いていきたいと思います。
目次
太っ腹な株主優待
最初はこのように30GB/月のデータSIMとしてアナウンスされていました。これだけでも十分魅力的な株主優待なのですが、気が付けば「電話番号も付加される」ように変更されました。
株主優待の内容をざっくり紹介していくと、
- 電話番号が付与されているので、固定電話や携帯電話への音声通話がゼロ円(※1)
- データ通信は30GB/月。超過すると、200kbps(最大値)に減速される
でしょうか。筆者に割り振られた番号は070で始まる「一般的な携帯番号」でした。番号は選ぶことができず、適当に割り振られるので使い方は限られてきそうです。
なお、SIM形式はeSIMのみとなっていますので、これを機に楽天グループ株を買う方は保有スマホの仕様を確認するようにしてください。また、
通信品質はどうなった?
筆者が楽天モバイルをやめたのは2022年8月頃でした。この頃は
- 楽天モバイルがパートナー回線(au)を減らしていっている状態
- 電波が入らない場所でもわりとパートナー回線ができなくて「圏外」
でした。PayPayなどのバーコード決済をよく利用する筆者は、お店で支払う際にスマホのモバイル通信を「楽天モバイル」にしたまま払おうとして、画面が表示できず慌てたことが何度かありました。
そして2024年4月時点ではどうだったかというと…
- 5Gで繋がる場所が多い
- 外ではわりと普通に使えている感じ
- お店の中では場所によっては、電波が2本くらい出ているように見えてもPayPayの画面が表示されない
という状況でした。やはりまだプラチナバンドが利用できていないので、建物の中とかは苦手な場所が多い印象です。
なお、プラチナバンドがいつから始まる予定か調べたところ、ITmediaに「5月スタート」という記事が出ていました。間もなくですね。
まとめ
まだメイン回線として利用するのは難しい感触の楽天モバイルですが、それでも前回やめたとき(2022年、2年前です)よりは安定している気がしました。
一週間後にはプラチナバンド展開が期待されるわけですが、楽天モバイルに付与されるプラチナバンド帯は帯域が狭いため、速度が期待できないと言われています。
それでも基本的には5G, 4G(プラチナバンド以外の帯域)が繋がらないときのプラチナバンドなので、筆者は速度をそれほど期待しておらず、ただ電車の乗り換え案内アプリや支払い系アプリの小さな通信がふつうに出来てくれれば問題ありません。皆さんはどうでしょうか?
それではまた
追記
2024/05/09:筆者の住む都下ではまだプラチナバンドが展開されていないようで、近所のスーパーへradikoを流しながら入ると確実に途中で圏外となって再生が止まります
2024/05/14:プラチナバンドは6月頃から、都心を中心に展開されていくそうです。↓
脚注
※1.自宅にいるとき、Wi-Fiオフ状態で家の固定電話へかけてみました。スマホ側はかかっている音が聞こえるけれど、固定電話には着信していませんでした。これはもしかすると、筆者に届いたSIMが5月1日からサービスインらしいので、データ通信はちょっと早めに始めているけれど電話は別になっているのかもしれません。