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BALMUDA The Speaker(バルミューダのスピーカー)を買ったのでレビューします(追記あり)

BALMUDA The Speaker(バルミューダのスピーカー)を買ったのでレビューします(追記あり)

2020年6月26日

※掲載したBALMUDAスピーカーの画像は、すべて手持ちのミラーレス一眼によるものです。2台のカメラで撮影しており、2台のホワイトバランスを合わせるのを忘れていたので、色合いがちょっと異なっています。

※ACアダプターの話とAUX入力の話を追加しました

こんにちは、ともすけです。

BALMUDAのBluetoothスピーカーが届きました。BALMUDAといえば、とがった製品を出すことで有名ですが、これからの時期には欠かせないDCモーターの扇風機などは定番ですね。

BALMUDAはオーディオメーカーではありませんが、紆余曲折の末作ってしまったようです。こちらに開発秘話が書かれていますので、興味のある方はご一読ください。

さて、3万5千円くらいするこのスピーカーですが、特徴は以下の通りです。

  • こだわりのデザイン
  • ボーカルの声の再現に注力した音のチューニング
  • センスを感じるLEDライトによる演出

デザインを見てみましょう

まず目に入るのはこだわりのデザインでしょうか。

真空管みたいなデザインの空間が中に作られています

音の出口は?

スピーカーユニットは真上を向いており、おおむねどこに置いても良い感じです。BoseのSoundLink Revolveのように、置く場所で違った音が楽しめそうです(まだそこまでは遊んでおりませんが…)。

このたたずまい、最高です

最初の接続時に問題発生?

充電しながら電源を入れ、LED演出切り替えボタンを2秒ほど押してペアリングモードに入りました。iPhone11と接続させたのですが、iPhoneのBluetooth画面で待ってもこのスピーカーが出てきません。このスピーカーは1分ほどペアリングできないと、ペアリングを終了する(やり直し可能)のですが、まさかのペアリング終了に焦りが。

tomosuke
tomosuke

え?もしかして初期不良?

もう一度ペアリングにチャレンジ。2度目のペアリングでは、iPhone11と同時にGoogleスマホのPixel3 XLでもBluetooth接続を待たせてみました。どちらかではペアリングが成功するはずと期待して。そうしたら、iPhone11に本スピーカーが表示され、無事ペアリングできました。

hikari
hikari

ちゃんと動作したようでよかったね

Pixel3 XLで同時にBluetooth接続させようとしなくても、おそらく繋がったとは思うのですが、その後mac mini 2018とのペアリングもサクッとできたので、製品としては問題なくペアリングできるものと思います。

音の傾向は?

冒頭の開発秘話のリンク先に書かれていると思いますが、本スピーカーはフラットな音質とか原音再現とか迫力の重低音などのよくあるチューニング路線を採用していないとのこと。ボーカルの声に焦点を当てて音のチューニングがなされているとのことで、以下のような試聴をしてみました。

  • 人の声を聞きたくて、radikoでJ-waveを聴きました
  • Amazon music Unlimitedでいろいろ聴きました

まず、ラジオを聴いてみた感じでは、なるほどいい声だなぁと思いました。ぼくはラジオ好きで、よくJ-waveを流していますが、20年くらい前に買ったBoseのWaveRadio CD

Bose WaveRadio CD

や、よくドラマの絵の中で背景に飾られていて気になり購入した、Tivoli Audio

Tivoli Audio

など、いわゆるラジオに特化したようなスピーカーでいつもFMラジオを聴いているぼくでも新鮮な感じで聴けました。でも、BALMUDAのスピーカーが最高とかそういうことではなく、音楽を楽しむ道具が増えた感じです。

hikari
hikari

Amazon music unlimitedでは何を聴いたの?

サザンオールスターズやスピッツを聴いてみました。このときの比較対象は、BoseのSoundLink Revolve Bluetoothスピーカーです(すみません、写真を撮りに移動するのが面倒になったので、製品のウェブサイトをリンクしました)。

このBoseのスピーカーも、全方向に音を鳴らす系のスピーカーなので、聞き比べにいいかなと思ってセレクトしました。

音の味付けがだいぶ異なるので、Boseで聴いているときはあぁいい音だなぁとうっとりしながら聴き、BALMUDAのスピーカーに切り替えたらそれはそれでボーカルの心地よい声とLEDライトの演出に、これまたうっとりしながら聴いていました。

追記1.ACアダプター(インターフェースはUSB type-C)

Pixel3 XLで撮影した画像を記事に入れ忘れていました。

エンボス加工がいい感じです

裏面を見てみると、高出力(3.0A)なのがわかります。他の機器には使わないように注意書きされています。大丈夫じゃない?と思われるかもしれませんが、BALMUDAとしては各種スマホでの動作検証を行わないので、他への使用は個人責任となります。ご注意ください。

追記2.AUX入力について

記事冒頭のアイキャッチ画像にAUX端子が見えると思います。いわゆるアナログ音声入力なわけですが、昨日PS Vita TVでtorne(ソニーのテレビ録画を見るためのアプリ)のHDMI出力の音声を、モニターのイヤホン端子を経由してAUX端子に繋いでみました。

結果、ちょっと遅延がありますね。俳優さんの口の動きと声がちょっとずれていました。Bluetooth接続機器でよくある遅延に近い感じです。ちなみに、上の方で取り上げたBoseのSoundLink Revolve BluetoothスピーカーのAUX入力を使ったところ、同じ再生環境にてドラマの音声遅延を感じませんでした。ですので、モニターのイヤホン端子出力で遅れているのではなく、スピーカーの内部処理で遅れていることになります。

なお、一応念のためPixel3 XLのBluetooth接続で、YouTubeとNetflixで人が話している動画をみてみました。やはり、遅れを感じました。アニメだと、元々口の動きが厳密ではないので、気にはなりませんでした。

結局のところ、これは買いなのか?

Bluetoothスピーカーに1万円以上出すのが平気な方にはオススメです。是非買ってみてください。家のインテリアにも良さそうなので、ここに置いて鳴らしながらゆったりと読書でもしたいなぁ、という方にもオススメです。一方で、はじめてスピーカーを買うという方には、高く感じるのではないでしょうか?

そんなぼくは、特別定額給付金で購入しました。いまは家で仕事をしているので、仕事の合間の素敵なリラックスタイムを作り出してくれることを期待した、自分への投資みたいな感じでしょうか。

量販店とかに置いてあるかと思いますので、気になる方はお店で質感などをチェックされるのもいいかと思います。

また、追記にあるとおり、AUX入力はすこし遅延するので、ご注意ください。

それではまた