ヘッダー画像を冬にしました
【片付け+DIY】電源タップタワーをつくってコード地獄を改善した話

【片付け+DIY】電源タップタワーをつくってコード地獄を改善した話

2021年4月23日

こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。

筆者の仕事場は、モニターの影に隠れて裏ではもの凄いことになっています。

▲改善前。電源タップとコードが混ざり合い、スパゲッティ状態になっています。

たこ足配線だらけですが、問題ありません。筆者は大学で電気を専攻しており、電気を使用する機器の電力を考えて配線しています。

ですが、あまりにヒドい配線のスパゲッティ状態に我慢ならなくなり、解決するために簡易DIYで電源タップタワーを作りました。作り方について紹介していきます。

完成図…その前に

今回は4個口の電源タップを4つ繋いでいます。繋ぐときに1口使うため、合計で3+3+3+4=13個口になります。

長い電源タップでもよかったのですが、横方向へ空間が奪われるのが嫌でした。そこで、高さ方向も使う形で電源タップタワーをつくることにしました。

▲電源タップタワーの完成図

事前に3Dモデリング

今回作ったものは、寸法をマージン含めて追い込むため、3DモデリングツールのSketchUpでモデリングしてから作業を開始しました。

材料

ダイソーで売っている板(30cm * 20cm * 5mm で110円)一枚で作れることが分かりました。

▲ダイソーで買える110円の板一枚に収まりました。

組み立てる部品は3種類になります。

  • 一番下の板。これだけ大きいのは、上に拡張していったときに前方への踏ん張りを持たせたかったため。
  • 薄いオレンジ色の板は、背板と上に拡張するときの底板として使います。
  • 細い茶色の板は、前方に立てて上に拡張するときの底板を受ける目的と、電源タップが前面に出てくるのを抑える目的に使います。

作成過程

  • まずは、上記のように板へ鉛筆で線を引き、ノコギリで切り分けていきます。
  • つぎに、板を組み上げていきます。
    • まずは土台。つぎに土台の上に乗せる板のパーツ。
▲土台とその上に乗せる板を木工ボンドで貼り付けます。背板は土台の「上」に貼り付けます。側面ではありません。

以下のように、今回は土台+3つの拡張台を作りました。

▲今回は土台+3つの拡張台を作りました。

土台とその上の拡張台は、3Mの両面テープで貼り付けていきます。

▲土台と土台は、3Mの両面テープで貼り付けます。木工ボンドで貼る方が頑丈ですけど、付け外しが容易なので両面テープを使いました。

できあがり。

▲完成形です。電源タップが動かないように、電源タップの底面と背面を同じ3Mの両面テープで貼りました。

課題

作ってみて、以下の課題が残りました。

  • 底板と電源タップの間に余裕がないため、電源タップ幅より長いコンセントなどは挿すことができない
  • 放熱

熱の問題は、電源タップの裏側は板と接触しておらず、ボール状にした両面テープで点と点でくっついています。密接していませんが、間に放熱用の金属などあれば良いかもしれません

まとめ

今回、3DモデリングツールのSketchUpを使ってモデリングしたことで、以下のメリットがありました。

  • 木材を有効活用できた。
  • 使用する電源タップに最適なサイズで電源タップタワーを作ることができた。

なお、今回使用している電源タップも、自前でモデリングしています。

▲SketchUpでモデリングしたエレコムの電源タップです。

▲結局、元の電化製品を繋いでいくとやや散らかった感じになりました。それでも、電源タップ周りはとても綺麗に整頓されました。

SketchUpは、データ形式が3Dプリンターに対応しています。そのため、今回のようにDIYの設計図を作成することもできますし、作り込めば3Dプリンターで造形することもできます。

筆者は手に職をつけるため、10年前くらいにSketchUpをはじめました。しばらく使っていませんでしたが、久しぶりに使ったらだいぶ使いやすくなったように思います。

さいごに、今回使用したツールや道具について紹介して終わりにしたいと思います。

SketchUpのオフィシャルサイト

材料は以下の通りです。

  • ダイソーの板:30cm * 20cm 一枚
  • ノコギリ
  • 木工ボンド

3M スコッチ 超強力両面テープ PV-CLR 透明(公式はこちら

エレコムの電源タップは、昨年買ったときはセールで400円くらいでした。今は買わない方が良さそうです。

それではまた。