こんにちは、コンテンツクリエイターのともすけです。
最近、はじめてmacOSを使う方からお勧めアプリなどの問い合わせがあったので、筆者の観点からお勧めしたいアプリや他について、一般向けに公開する記事を書くことにしました。
なお、パソコンの類いを触ったことのない人には理解が難しい内容となっています。ご了承ください。
推しアプリ
CotEditor。無料で使えるテキストエディタで、MacのApp Storeアプリからダウンロードできます。ちょっとしたメモを書くには十分な機能を持っており、複数テキストを書く時は新しいウィンドウを生成してもいいし、ウィンドウ内にタブを追加([⌘]+T)してもいいです。
Apple純正のメモアプリもありますが、若干癖があるので「シンプルにちょっと書き留めたい」時にCotEditorは便利です。
Craft。Notionと人気を2分する高機能なメモアプリです。基本無料で利用できます。特筆すべきは折りたたみリストが作れること。たくさんメモを書いたときも、整理しやすくて便利です。公開済み動画の1分10秒あたりでちょっとだけ紹介しています。
下に紹介するNotionではできない「高速編集」できるのもCraftの推しポイントです。詳しくは上の動画をご覧ください。
Notion。NotionはマルチOS対応なのでWindowsでもmacOSでもAndroidスマホやiPhoneでも各種タブレットでも使えます。多機能のため使いこなすのが難しく、筆者も勉強のため本を買いましたがあまり学習が進んでいません。
CraftもNotionも、アプリ内にフォルダや階層構造を持たせられます。Apple純正メモアプリやCotEditorにはそのような機能がありませんので、ケースバイケースで使い分けできると捗(はかど)ります。
Magnet。有料買い切りの、ウィンドウ配置が楽になるアプリです。MacのApp Storeアプリから購入できます。ショートカットキーでアクティブウィンドウの位置をピタッピタッと決められるのが快適です。
スティッキーズ。はじめから入っている付箋アプリです。シンプルですが、サクッと書いたメモをデスクトップに残すのにかなり便利です。文字の大きさやフォントを、1つの付箋内で選択したテキストだけ変更も出来る、地味に多機能なプリインストールアプリとなっています。
ウィンドウ操作系
Windowsではウィンドウの右上に、左から順に
- 最小化
- 最大化 or 元のサイズに戻す
- 閉じる
ボタンが置かれています。一方でmacOSは同様のボタンが左上から並んでおり、左から順に以下のように置かれています。
- 閉じる(アプリは終了されない)← ここ大切
- 最小化
- 最大化 or 元のサイズに戻す ← Windowsと挙動がちょっと違う

マウスカーソルを近づけるとこのような表示に変わります。

macOSでは、閉じるボタンをクリックしても該当アプリは終了しないことに注意が必要です。
また、これら3つの処理にショートカットキーがデフォルトで割り当てられています。覚えて操作に慣れていくと、とても快適になります(筆者はこれでmacOSが好きになりました)。
- [⌘]+[W](ウィンドウを閉じる)
- [⌘]+[M](最小化、あまり使ってないけど)
- [⌘]+[Ctrl]+[F](ウィンドウを最大化)
ウィンドウ最大化のショートカットキーはご覧のようにちょいと面倒そうです。筆者は最大化も最小化もショートカットキーでは基本使っていません。覚えなくてもいいかも。
代わりにアプリを閉じるショートカットキーは頻繁に使います。
- [⌘]+[Q](アプリを終了)
Windowsではアプリ終了操作を、ウィンドウ右上の×ボタンをクリックすると思うのですが、macOSでは×ボタンをマウスクリックしてもアプリが終了しないので、上記ショートカットキーが重宝します。

またはメニューバー(画面一番上)→ アプリ名をクリックから、アプリを終了させるメニューが出てきます。慣れが必要かも知れません。
アプリの呼び出し操作
macOSでは、Spotlight検索という機能が[⌘]+[SPACE]に割り当てられています。この操作の後にアプリ名を入力することでサクッとアプリを起動 or アクティブに出来ます。
【キーボードの画像を撮って説明を付加して載せる】
どうやって使うか。たとえば定番ブラウザSafariを開くときは、[⌘]+[SPACE] → [sa]と打ちます。すると画面真ん中上に起動対称のアプリ一覧が表示されるので、カーソルキーでSafariを選んで[ENTER]を押します。
一覧が表示された時点でSafariが選択されていれば、[ENTER]を押すだけで良いです。
コピペ系
macOS上のカット、コピー、ペーストを実行するショートカットキーはそれぞれ
- [⌘]+[X](カット)
- [⌘]+[C](コピー)
- [⌘]+[V](ペースト)
となっていますが、Windowsと違ってファイルやフォルダについてはカットがありません。
Windowsだと、ファイルやフォルダをGUI上で移動させたい時は、該当ファイルをカットして移動先でペーストする操作をよく利用するかと思います。これをmacOSで実行するには以下の操作を覚えてください。
- コピー → [⌘]+[Opt]+[V]
この操作には、移動してペーストという名前が付いているそうです(ChatGPT 4oより)。
Windowsユーザーからすれば慣れるまで時間のかかる操作かも知れませんね。でも、慣れることで快適になりますので頑張ってください(筆者は頑張って慣れました)。
バックアップ
macOSにはシステム自身にTime Machineと呼ばれる自動バックアップ機能が備わっています。これを利用するには以下の前提をクリアする必要があります。
- USB接続なら、ディスクフォーマットがAPFS(暗号あり、なしどちらも可)か、Mac OS拡張フォーマット(ジャーナリング)でなければならない
- ネットワーク接続のNASなら、利用できるNASに制限があることに注意。簡潔に書ききれないが、I-O DATAの一部のNAS、BUFFALOの一部のNAS、SynologyのNAS、QNAPのNASが対応しているそう
Time MachineバックアップにNASを使いたい時は、しっかり下調べをしてくださいね。

ぼくはUSB3.0のHDD(4TB)をAPFSでフォーマットして、1TBをTime Machine用に、残りをデータ置き場として使っています
なお、ネットで調べているとNASがSAMBA3以降に対応していれば良さそう、というのも見かけます。筆者が使用しているBUFFALO製のnasneは調べると3.0.2らしいですが、このnasneをfinderでマウントさせてもTime Machine設定からは見えませんでした。
ちなみに、利用しているNASのSAMBAバージョンを知りたい時はターミナルアプリを起動してから
> smbutil statshares -a
を打てば良いです。ソフトバンクの検索AI、Perplexityに調べてもらいました。
まとめ
ここまで、Windowsパソコンに慣れている方へ向けて、macOSのお勧めアプリと操作系について書いてきました。見直すと、操作系のボリュームが大半を占めていました…。
Spotlight検索を呼び出した画面をスクショしようとしましたが、スクショ操作をした時点でSpotlight検索画面は消えたためテキストだけの説明になりました。
WindowsとmacOS、大ざっぱにみれば出来ることは違わないものの、一部にはどうしても「これはWindowsじゃないとダメだ」「これはmacOSでしかできない」ことがあります。
macOSのコンピューターでも、頑張ればWindows11を仮想的にインストールして実行できるようです。だけどそのために入れるソフトウェアはサブスクなんですよね。
↑一応リンクだけ貼っておきます。
今日はわりと手が動いてくれたので、記事を書き切れました。
それではまた